『自然体験 x ICT』サマーキャンプについて
日頃、教育と環境の課題について多大なるご協力をいただき感謝申し上げます。
さて当社では、昨年地元長野市の小中学生を対象に、『自然に学ぶ、タブレットで遊ぶ』と題したサマーキャンププログラムを実験的に行いました。(下記資料をご参照ください)
2021年、全国で本格的にスタートしたGIGAスクール構想により、学校教育の現場にタブレットが導入されてから2年が経過し、それをより深い学びに活用するフェーズへの移行が課題となっています。
このサマーキャンプの目的は、自然体験の中で感じたり発見したりした事柄を、テクノロジーを介して主体的により深く学ぶこと、そして自然や日々の暮らしとテクノロジーの関わりを体験してもらうことでした。
その結果として、
(1)12名の募集に対して、60名余りの申し込みがあり、反響はとても大きかった
(2)期待度・満足度調査では「魚掴み取り」「立木伐採」「昆虫採集」などが高評価を得たが、「立木伐採」「昆虫採集」ではタブレットが十分活用されていた
・立木の高さをタブレットを使って予測し、伐採後に実測して検証したり、倒木時の地響き・迫力に子どもたちは大きな感銘を受けた
・昆虫採集では、虫を捕まえて写真を撮ると、その後多くの子供たちがそのまま逃してあげて、撮った写真をもとにネットで調べたり、気づいたことを書き込んだりしていた
(3)タブレットの使用について、特に制限を設けることなく自由に使わせたところ、上記のように各所で工夫を凝らして活用していた
(4)後日「振り返り教室」を実施し、自然体験をより深い記憶・学びに結びつける新しいサマーキャンプのあり方を見出せた
など、さまざまな変化・成果が見られ、これからの子どもたちにとって「自然体験とICT」は親和性が高く、今後ますます重要になってくると考えています。(詳細レポートは下記資料よりご参照ください)
こうした経験を踏まえ、今年は一般社団法人長野長野県環境保全協会様、長野県森林組合連合会様、株式会社日本旅行長野支店様などのご協力のもと、『自然体験 x ICT』実行委員会として、長野県内だけでなく都市部の子どもたちにも対象を広げ、さらに内容を充実させたサマーキャンプを3〜4回(延べ参加者・約100〜120名)開催していく予定です。
つきましては、企画へのご参画とご支援をお願い申し上げる次第です。
以下にご入力の上、資料をダウンロードしてご覧ください。